サグラダファミリアの観光情報!
サグラダ ファミリアは、貧しい人々のために聖家族に捧げる贖罪教会として民間カトリック団体「サン・ホセ協会」が、建設を計画したものである。サグラダ ファミリアの初代建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受けたが辞任。その後を引き継いで2代目サグラダ ファミリア建築家に任命されたのが、当時は無名だったアントニ・ガウディである。以降、ガウディは設計を一から練り直した。ガウディは設計図を残しておらず、大型模型や、紐と錘を用いた実験道具を使って、構造を検討した。1926年に亡くなるまでライフワークとしてサグラダ・ファミリアの設計・建築に取り組んだ。それらを含め、弟子たちがガウディの構想に基づき作成した資料などは大部分がスペイン内乱などで消失してしまっている。この為、ガウディの死後、サグラダ ファミリアが忠実にガウディの構想通りとはならないこの建築物の建造を続けるべきかという議論があったが、職人による伝承や大まかな外観のデッサンなど残されたわずかな資料を元に、時代毎の建築家がガウディの設計構想を推測するといった形で現在も建設が行われている。
サグラダ・ファミリア(聖家族教会)贖罪聖堂には18本の尖塔が建つ。31歳から建築に携わったガウディが実際に目にした塔は、最初に完成した1本のみ。現在は8本がほぼ完成している。サグラダ ファミリアは時代を超えて数多くの建築家や職人たちが、この教会を造り続けられるのは、皆が進んでいける方向をガウディが指し示しているから。サグラダ ファミリアはほとんど言葉を残さなかった建築家の意思を、多くの人たちによってくみ取る努力が続けられるのは、生きる糧を満たす何かがあるから。百年以上前から建設が開始された教会が完成するのは、あと百年、いや二百年かかるとも言われる。その時間の長さに驚嘆する人は多いが、教会建立に要する時間としては、けっして長くはない。すぐ近くにあるカテドラル教会は、建立までに四百年以上かかっているのだから。
サグラダ ファミリアはイエスの栄光を表すメインファサードのある南側は未完成である。しかし、北ファサード、イエスの誕生を表す東ファサード、イエスの受難を表す西ファサードはほぼ完成している。本来は屋根がかかる予定である。3つの門によって構成されている東側の生誕のファサードでは、キリストの誕生から初めての説教を行うまでの逸話が彫刻によって表現されている。中央の柱の土台にはりんごをくわえた蛇が彫刻されている。中央の門を構成する柱の土台には変わらないものの象徴として亀が彫刻され、また、門の両脇には変化するものの象徴としてカメレオンが配置されている。左門が父ヨセフ、中央門がイエス、右門が母マリアを象徴する。中央門では、受胎告知、キリストの降誕、祝福をする天使、東方の三博士や羊飼い達などが彫られている。左門ではローマ兵による嬰児虐殺、家族のエジプトへの逃避、父ヨセフの大工道具などが彫られ、右門には母マリア、イエスの洗礼、父ヨセフの大工仕事を手伝うイエスなどが彫られている。